同棲のすゝめ

妹へ

元気ですか?

今日は同棲について話します。

あなたは、彼氏と一緒に暮らした事がありますか?大学の彼氏と別れた時に持ち物の返還とかしてたから、短期間で暮らしてたことがあるかもしれません。

お姉ちゃんは同棲のエキスパートじゃないけど、これからいつか、あなたが同棲を考えた時の参考になるように、同棲体験談同棲について想うことをシェアします。

お姉ちゃんの同棲経験

お姉ちゃんは19歳の時に、初彼氏と付き合って3ヶ月で初めて同棲を開始し4年間一緒に住み、他の彼氏二人ともそれぞれ1年ほど同棲しました。

同棲すると、なんでも安く済むし、炊事洗濯を分担でき、虫の駆除とか色々助かるから便利だけど、同棲はできる限り先延ばしにしたほうがいいというのがお姉ちゃんの結論です。

お父さんとお母さんは、付き合い始めてすぐに同棲して幸せにその後結婚してということがあったように、お姉ちゃんも初めての彼氏と結婚してたら多分同棲したほうがいい!と言ってたと思います。

でもその後、同棲しないで付き合う機会があって 比べてみて、すぐに同棲するには間違いだったなと思います。

ロマンチックから現実的に

まず、一緒に住むとロマンスというものがなくなります.

一度一緒に住むと、化粧するとかおしゃれをする努力もしなくなり、ドキドキもなくなります。

そのほうが楽で快適だけど、デートにいかなくなって、週末は家でゆっくり、毎日顔を合わせてるんだからわざわざ一緒に出掛けなくても…と言っているうちに、本当に年寄り夫婦になってしまいます.

付き合って最初のうちは、もっと一緒にいたいと思いながら時々会っているほうが、ロマンチックに、カップルとしていい思い出が多くできるのではないかなと思います。

出るに出れないからズルズルと

一緒に住んでしまうと、別れた時に引っ越しをするのが大変です。

その大変さを考えて、本当だったらもっとすぐに別れているところをずるずると付き合うことになることも考えられます。お姉ちゃんにもその経験があります。

同棲はケージマッチ

ケージマッチって知ってる?これはプロレスで檻の中に入れられて、一人が倒れるまで対戦するというものです。

同棲すると、喧嘩してしばらく会わないということができないから、檻の中でなんとかケリをつけないといけません。

ちなみに、お父さんとお母さんのコミュニケーション力のある幸せな結婚生活を見ていたせいか、「彼氏・彼女を怒らせて3日間口聞いてもらえない」というようなことを経験したことがありません。

怒ったまま床にはいるのはよくないと言うように、その日のうちに問題を解決して寝たほうがいいと思います。 朝になるまで話し合って次の日に支障があるかもしれないけれど、一日疲れて一日が台無しになるくらいのほうが何日も問題を引きずるよりはいいと思うし、話し合いが長くなるに連れて疲れて、なんで怒ってたのかわからなくなったりするかもしれないしね。

逆に言えば、もしもコミュニケーションがうまくとれず、喧嘩したら3日も口をきけないような相手とは、一緒に住むのは辛いとおもいます。

LAT

LATはLiving ApartTogetherの略で、一緒だけど同棲はしないというスタイルです。

これは二人で決めて、別々の家に住むことで、こういうスタイルがトレンドとしてあります。例えば、仕事の都合であったり、子供・看病している家族がいるから、新しいパートナーとは一緒に住まないほうがいいとか、生活のリズムが合わないから、別々に住んだ方が二人とも幸せということもあります。

恋愛にはいろいろな形があって、一緒に住まなければうまくいくものもあると思います。別居と言うと聞こえが悪いけれど、長年のパートナーと別々に住むということもありだと思います。

伝統的な役割分担に注意

女だから家事をするとか、男だから経済面を工面するとか、一緒に住むと知らずに伝統的な役割分担を押し付け合うことがあったりするそうです。これは同棲だけではなく、結婚にも言えることで、彼氏彼女から夫婦になると、結婚という紙面上でしか何も変わっていないのに、今までの関係が変わりなぜか昔からある夫として妻としての家事分担ができてしまうということがあるそうです。

お姉ちゃんも、初めて彼氏と一緒に住んだ時、まるでお母さんのように特に炊事は頑張って、いい奥さんを演じていたようなところがあります。その時はそうするものだと何故か思っていたからです。

今となっては、料理や洗濯を頼まれていないのにせっせとやっていたのが想像もつきません。その後、自分よりも料理が上手く、仕事がないから専業主夫的な彼氏と付き合ったりすることもあって、今では結婚しても自分で家事を頑張ることはなさそうだなと思います。

これを避けるには最初が肝心です。自分からせっせとやらない方がいいかもしれません(笑)

最後に

東京で働いていた時に、同僚の男が「もう洗濯自分でやりたくねー、早く結婚して―」と言っていたのを聞いたことがあります。好きな人ができると、一緒にもっと時間を過ごしたい、頑張ってもっと好きになってほしいと思うのは自然なことです。だからといって、恋人をお手伝いさん、家賃を半分払う人、害虫駆除者、第二のお母さんにしてしまうのはよくないと思います。

実家に長年住むのもどうかと思うけど、同棲はなるべく先延ばしにして、面倒でも時間がなくても通い合ってからやっと一緒に住む方がいいのではないかと思います。

お姉ちゃんも、今の彼氏と付き合い始めて半年たったころに、ルームメイトを探さなければいけなくなって、「一緒にすんでー!」と言ったらまだ早いからと断られました。それから大分経ち、今では「このままで別にいいのでは」と思うようになっています。

お姉ちゃんより