妹へ
元気ですか?
お姉ちゃんは、元気になりました。
ルームメイトのもらってきたロノウィルスのようなもののせいで、近年にないくらいゲロゲロでした。
ちょっと汚い話になってしまいますが、このせいでというかおかげで、久しぶりにカルチャーショックを経験したのでその話をします。
まずは、ルームメイトですが、ルームメイトといっても、民泊で泊めてるスペイン人の人です。その人がまずゲロゲロな状態になり、よくなって二日後にお姉ちゃんにも全く同じ症状があらわれました。
自分が病気になるまでは、必要な物はないかと聞いていたけど、しばらくは何も口にしたくなかったそうで、とにかく水だけ飲んでいるようでした。2日後「今日ちょっと何か食べようと思うんだけど、パスタとかお米とかある?」と聞いてきたので、自分用に炊いていたご飯の残りをあげました。
どうやら、お腹にやさしい何も味付けのないご飯やパスタをとりあえず食べてみるという感じでした。パスタってなんとなく消化に悪いイメージだけど、ご飯と同じ感覚で食べられているんだなと思いました。
ルームメートの話になってしまいましたが、本当にカルチャーショックだったのが、彼氏が持ってきてくれたもの。感染率の高いノロだというので、マスクにゴム手袋姿で現れて、買い物袋を置いてささっと行ってしまいました。開けてみると、コーラにラスクにプレッツェル・・・。
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えっ・・・・。
少年の買い出しのようなものです。唯一納得できたのは、お腹に良いハーブティーと吐き気止めの薬。
うちではお腹をこわしたら、おかゆ、そしてニンジン、カブ、そしてじゃがいもなどの入ったコンソメスープが定番の気がします。だから自分でも、次の日によくなったら味噌汁やコンソメスープを作りました。
でも彼氏が来てくれた日は本当に立ってるのも辛かったので、熱で頭がくらくらする中、本当にベッドでプレッツェルを横寝のままボリボリ食べながら、コーラで流し込んでいました。これこそ本当の異国体験。お腹には優しかったのか、吐き気どめのおかげなのか、胃のなかに留まってくれました。
ちなみに彼氏は「これはドイツでお腹こわした時は普通なんだよー」と後で念を押してました。お母さんに話したら「えーっ、信じられないっ」と驚かれるかと思って話したら、「あ、それはね、多分、自分がお腹こわしたことないから何を買えばわからなかったんだよ」と普通に受け止めていましたw
コーラで一番最初に思い出したのは、カナダで初めて熱を出したときのこと。その時、やっぱり食べたかったのはお母さんのコンソメスープだったけど、ホームステイ先でジンジャーエールとチキンスープが出てきました。チキンって、肉だし油だし、パスタも浮いてるし、よくないのではないかなと思いました。
そして何故にジンジャーエールかと聞いたら「ジンジャー(生姜)は体に良いでしょ」といわれまし。確かにそうだけど、ジンジャーエールには一体どれだけの生姜が入っているというのでしょうか?(そもそも本当に入っているのでしょうか?)
ドイツ人の元彼氏は、風邪を引くと必ずジュースを飲んでいて、これでビタミン剤の代わりという感じのようでした。ドイツには本当にハーブティーが多くて、症状別や効き目がある内臓ごとにハーブティーが売っています。今回もらったハーブティーは「胃腸用」で、ミントとかが入ってみたいです。
長くなってしまうので、来週続きを書きます。
あなたも、身体に気をつけてね。
お姉ちゃんより