カウンセリングの力

元気ですか?お姉ちゃんは元気です。

今日はカウンセラーセラピーについて話します。

あなたはカウンセラーや臨床心理士と話したことがありますか?

日本ではまだまだカウンセリングに行くという習慣がありませんが、それが普通のところもあります。この話を書くきっかけになったのも、同僚に今日仕事の後の予定を聞いたら「今日はセラピーに行くよ」という返事が返ってきたからです。セラピーに行くということは、隠さなくてもいいことで、普通のことなんです。

セラピーとの出会い

お姉ちゃんは高校生の時に海外ドラマの『アリーマイラブ』を見て、セラピーって面白そうだなと思いました。そして自分もいつか行って、学校のこととか家族のこととか色々と話してみたいなと思いました。

初めてセラピーに行ったのは、大学の時

キャンパスにはカウンセリングセンターがあってそこにはセラピストが何人かいて、そこで大学の勉強に限らず色々な悩みが相談できるというものでした。

東京でもセラピーに行ったことがあります。実際に体験して思ったのは、同じ相談をしてもセラピストによって対応が全く違く手、相性の合うセラピストを見つけるのは大切だと思ったのと、行ったところで問題が解決するだけではなくて、習い事のように通って、宿題をちゃんとしなければ改善しないということ。

セラピーはみんなのもの

ところで、どんな人がセラピーに行くイメージがありますか?

鬱気味とか、心が病んでる人ではないでしょうか。

セラピーは、実は自分を変えたい時に利用することができます。別に病気でなくてもいいんです。

たとえば、落ち込んでいるから、元気になりたいというのは一つ。でもそれだけではなく、もっと明るくなりたいとか、いつも悪い男と付き合ってしまうパターンから抜け出したい嫉妬心から解放されたいなど、いろんなことで相談しにいくことができます。

精神科医と心理学者の違い

精神科医は、ちゃんとしたお医者さんなので、処方箋を出すことができますが、心理学者やセラピストにはできません。心理的な問題には、脳のホルモンのバランスが崩れているせいで起るために、薬治療で治せるものと、そうでないものがあります。

まずはセラピストと会って話を聞いてもらえば、精神科医を勧められる場合もあります。トラウマとか、問題が心理的なものだと、薬の力で症状がおさまっても長期的な解決法にはなりません。

カウンセリングで友人関係が変わった経験

お姉ちゃんがセラピーに行った内容には、人前で話すのが苦手なのを克服したいとか、小学校の時いじめられた経験から抜け出せてない気がするから克服したいとか、友達が少ないのをどうすればいいか、そんなものもあります。

たとえば、友達が少ないのを人に相談したところで解決するのかと、セラピーに縁のない人だったら思うはずです。でも自分で考えても解決しないことや、友達や家族に相談しにくいことを相談できるのがセラピストです。

例えば、お姉ちゃんが友達が少ないという内容で会ったセラピストは、アーチュリ―の的のように輪を3重に描いて、「一番中心が自分だとして、一番内側の輪に親友、その外に普通の友達、その外に知り合いの名前を一番近い人物から書き出してみてください」と言いました。そしてやってみると、親友と知り合いのところには人が多いけれど、友達のところにはあまり人がいないということに気づくことができました。

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「深いことを話せなくても、ただ楽しく付き合える一緒に遊べる友達がいるといいよ」とアドバイスもされました。その時は、「心を割って話せない友達と付き合っても時間の無駄なんじゃないかな」と思ったので、そういう考えだから友達が少ないということにも気づけました。

こんな気づきがことが、自分の生活を見直すきっかけになって、自分の人生をより充実させるカギになったりします。

セラピーが身近になってきました

最近では、セラピストをネットで探して、面として会わずにオンラインでセラピーが受けられるそうです。誰でも多かれ少なかれ問題を抱えて生きています。それを「しょうがない」「これは変えられない」と思っていたら、何も変わりません

でも少しでも希望を持って、変わりたい、誰かに相談してみようかなという気になれれば、それだけで自分を変える第一歩を踏み出したことになります。

東京で一回だけセラピーに行き「自分の仕事人生に満足できない」と相談したら、30分足らずで解決したこともあります。

問題の根底は、自分では想像もしないところにありました。仕事を変えろと言われるのがおちだと思っていたら、「親に留学させてもらったのに大した仕事に就いていないことに負い目を感じているせい」だといわれて、「今日これからお母さんに電話して、このことを話しなさい」と言われました。

これが転機となって、お母さんとも仲良くなったし、いい仕事を見つける努力を辞めて今に至ります。

そもそも、どうしてセラピーに行ったかというと、グルーポンでたまたまカウンセリングの割引券を見かけたからというだけで、特別に悩んでいたという訳ではありません。

きっかけは何にしろ、自分と向き合う機会を作るのはいいことです。あなたも、機会があったらカウンセリングを一度は経験してみてください。

お姉ちゃんより