おすすめの本 4冊

妹へ

元気ですか?

一年の計は元旦にありといいますが、今年は1月1日に本を読んだことから始まったので、既に5冊読み終えました。

あなたも、今年は本を読むことを目標にしているようなので、「食べて、祈って、恋をして』の後に読んだらいいと思う本を、今日はネタバレしないように軽く紹介します。今回は、30歳のあなたにおすすめの本だけをピックアップしました。

かもめ食堂

1月1日にペロッと読んでしまった本です。2年前に日本に帰った時に、テレビで取り上げられていてずっと読んでみたいと思っていた本でした。

内容は日本人の女の人がフィンランドにレストランを開くというもの。調べたら映画になってたけど、まだ観てなかったら本を読んでみてください。予告編を観たけど、本の印象と違ってて、やっぱり原作には勝てないなと思います。面白くて軽いので、すぐに読めます。海外移住への敷居が低くなる本です。

ルパンの娘

またこれがドラマになっているらしいですが、10年ぶりに本から一日中離れられないくらいハマりました。2020年9月に出た最新刊の『ルパンの星』も読みました。1冊目が傑作すぎて、続編があまりそれについていってないような気がしますが、2冊目までは読む価値ありです。とにかく30ページくらい読んでみて、先が気にならなかったら読むのをやめていいので、読んでみてください。

みんなのうた

心がほっこりするファミリードラマです。

田舎にカラオケボックスを開いてしまった家族と、田舎を捨てて東京に出たけれど出戻りになった主人公のレイコさんや、マイペースで田舎を出ようと気がしない高校生の弟とか、キャラが濃い登場人物がたくさんいて、おもしろくて読むと元気になる本です。

重松清の本は情緒に溢れていて、本によっては読むと日本が恋しくなってしまいます。

カカシの夏休みも、日本の夏が懐かしくなる本です。同じ作者が書いた本で、簡単に読めます。

深夜特急

これは、エッセイストの沢木耕太郎のバックパッカーの旅を本にしたノンフィクションで、読むと旅行に行きたくなります。この本が元になっている1980年代と比べると、旅の仕方も、他の旅人とのコミュニケーションの取り方も、グローバル化の前に起こったことなので、今ではできない経験がつまっている本でもあります。

当時は日本人がどういう風に見られていたか、今とは全く違い過ぎて驚いてしまいます。

またリンクが貼れなくなってしまったので、頑張って本を読んで、どんどん新しい本を買ってください。

お姉ちゃんより

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