お姉ちゃんが30歳になった時

妹へ

元気ですか?

今日はお姉ちゃんが30歳になった時の話をします。

お姉ちゃんが30歳になった時、大きなバーベキュー会を開きました。このころまだ就職してなくて、時間もあったせいか、友達もそれなりにいて、色んな人が来てくれました。

でもこの写真の中でまだたまに会うことがあるのは、たった一人だけです。

この2カ月後に就職して、会う機会がなくなったのもあるけど、みんなそれぞれ仕事や家族の関係で引っ越したりして、同じ市内に住んでいる人もほんのわずかです。

でもこれは別にお姉ちゃんに限ったことではなくて、よくあることみたいです。友達がどんどん減っていって、新しい友達を作るのも難しくなる、子供ができてからはなおさらそうです。

今、市内に頻繁に会ってる友達もそんなにいないみたいだから、いっそのこと海外にいって、年の近い日本人の人たちと毎日一緒に働いたり、学校でクラスメイトになったりしたら、多分一生の友達になれる確率は高いのかなと。

「友達が減って、新しい友達ができない」って嘆いてた時に、年上のルームメイトに「本当の友達は、一緒に何かを乗り越えた時にできるものだよ」って言われました。

確かに、海外生活での苦労をわかちあったり、貧乏生活をわかちあったり、失恋の経験をわかちあったりした人とはすぐに打ち解けて、いい友達になれた経験は確かにあります。

友達を作るっていうのが、海外にいくモチベーションになるかはわからないけど、毎日仕事とか学校の後に友達と毎日会って話すっていう生活をしばらくしてみるのは楽しいと思うよ。

お姉ちゃんより